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エキスパート試験は、実際の仕事よりやさしい

5科目ストレート合格
(PPOで満点取得)
ITIL Expert #573
佐野 航平

1.はじめに

ITILエキスパート合格者

 ITILファンデーションを含めたITILエキスパート取得に向けた取り組みを始めた時、私は入社2年目で、ITILはおろかITサービスという業界の全体像すら掴めきれていない状態でした。

 しかし、ITILエキスパートとなった今から振り返ると、むしろそれは以下の理由からメリットであったと考えています。
  ①若いうちから高度な資格にチャレンジできる喜びを感じたこと
  ②固定概念が無いため、ITILというITサービスのベストプラクティスを、自身のITサービスに対する考え方の軸にすることが容易であること
  ③ITILの本質を理解した上で学べたこと

 なにより重要なのは、アーク様より、ITILがアングロサクソン流マネジメントであることやビジネス指向である、といったITILの 本質を教えていただいた上で学べたことです。

2.オリエンテーション

 このアーク様による一連の研修において、ITILエキスパート取得に向けた学習は、各科目の課題に取り組み始めるより以前の、最初のオリエンテーションの時点からすでに始まっていました。
 そのオリエンテーションは、単なるスケジュールの紹介だけではなく、ITILがどのような概念で作られているか、どの視座・視野で捉えるべきか、それらをどのように理解していくか、といった具体的かつ重要な情報が発せられる場でした。
 それらの情報は、その後のITILエキスパート取得までの5か月間において最も大きなウェイト占め、またそれだけでなく取得後の今、さらには今後においても有益なものであると感じております。
 荒川さまが「重要なことだから何度も言います」と前置きして、それらの情報は繰り返し繰り返し刷り込まれるので、時間の経過とともに自分の中でより強固なものとなります。また、それらが本当に重要であるということは試験を受けるたびに実感していくことになりました。

4.ディベート

 ITILエキスパートはSOA、PPO、RCV、OSA、MALCの5試験の合格が必要ですが、各試験1か月単位で自主学習・集合研修・試験を進めていきました。
 集合研修では、自主学習期間で作り上げたケーススタディ課題への問題解決プレゼンテーション資料を基にディベートを実施しました。このディベート形式のケーススタディを行うことで、ITILを概念的に理解することができ、汎用的かつ実践的に活用できるようになるため、コア書籍に載っている内容を淡々と暗記する学習に比べ、二度と同じシナリオで出題されることの無い実際の試験問題を想定した上でははるかに効果的でした。
 また、ディベート後の荒川さまによるフィードバックは、現実のコンサルティングの世界で培われた経験と実績に基づく的確で説得力のあるアドバイスであり、単なる資格取得研修に留まらない、マネジメント研修の要素を大いに盛り込んだ付加価値の高い研修であるものと感じました。

5.試験

 実を言えば、ここまでに述べたITILの本質的な理解と、試験前に教えられる解答テクニックがあれば、試験を難しく感じることはなかったというのが実感です。ITILエキスパート試験は、実際の仕事と同様に、どれが正解でどれが不正解かという観点ではなく、その名の通り「ベストプラクティス」であり、そのベストプラクティスを選択すれば合格できるというものです。
 事実、同時に受講した弊社の3名全員が、いずれもストレート合格や科目満点などでの合格となりました。
 アークのホームページには「ITILエキスパートはやさしい試験」と記載されています。
 それは
   「ITILエキスパート試験は、選択肢が用意されている分、実際の仕事に比べればやさしい」
 という意味であると、私は解釈しています。

6.最後に

 自身がITILエキスパートを取得するための環境は、アーク様によって最短距離で用意されているため、自身の努力で目標を達成することができます。
 実際の仕事の現場において答えを導くための力を養う材料とその重要性の理解は、この5か月間のプロセスの中に凝縮されており、今後の長い社会人生活においても、間違いなくキーとなる期間であったことを確信しております。

 以上です。ありがとうございました。

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